Guy's俺たち〜大阪初日〜
Guys大阪当たりました~!!!
— ゆずる (@yuzuru_1101) 2022年7月15日
やったー!!!!
4月に東京で開催されたものの、ご時世的なものもあって断念した写真展。
V6のメンバーである岡田准一が、自らの手でメンバーを撮影した写真の展示会。
その初日、8月6日夕方の回に行ってきました。
いやあ、最高ステキ空間でした。
チケットのチェックと検温を済ませ、まず入るのは真っ白の部屋。
一枚ずつ、目線の高さに等間隔で、写真が飾られている。
次に入るのが、大きなパネルや写真が中心に飾られた部屋。
大きな写真を中心に、小さめの写真も飾られる比較的暗めの部屋。
そして最後に見るのが、小さな写真がたくさん飾られた部屋。
東京会場では少々見づらい場所もあると聞いたが、改善されてとても見やすかった。
目線の高さに合わせて上下2段、等間隔で配置されていた。
展示する壁が、六角形で構成されていたのも心にくるものがあった。
1回の入場者を意図して絞っているのか、混雑や見づらさは一切感じなかった。
双眼鏡、いるかな…?と思っていたが、全く必要なかった。
もちろん全部素敵で、ファンとしてはたまらないものがある。
しかしここからは、特に心に残った部分を抜粋して書こうと思う。
衣装大好き人間の私にとって、特に嬉しかったのは、なんと言っても2部屋目の衣装展示。
最後のライブ、その最後に着用された花柄のスーツ。
そのジャケットが6人分展示されていた。
舐めるように見た。
素人ながらも服作りを齧った人間である。
いくらでも見ていられる。
当たり前だけど、プロ制作のオーダーメイド衣装。何もかも違う。
注目ポイントは、前身頃のダーツの入り方。
お手持ちのジャケットなんかを見てもらえれば、体の正面側の胸から腰にかけて、スッと一本線が入っていると思う。
それが前身頃のダーツ。
この線を入れることで、腰の細さやくびれに合わせて、美しいフィット感が出る。
フワリとひるがえる剛くんのジャケットには、ダーツが無い。
その代わり、ポケット部分の柄合わせが凄まじく美しかった。
マイベスト前身頃ダーツは長野くん。
通常ダーツは「く」の字型の直線2本、または「I」字型の直線1本で構成されることが多い。
少なくとも私の持ってる服(お手頃価格)はそうだ。
長野くんのジャケットは面白い入り方をしていて、くの字下の直線が緩やか〜に曲がっている。
長野くんの!!あの柔らかな腰の曲線に合わせて!!入れられた!!ダーツ!!!!!!
どうしようもなくフェチズム刺激されてしまうわ。全く!!
(ちなみにこの話を一緒に行った妹に小声&最低限の言語で熱弁したが、変態を見る目線を向けられた。解せぬ。)
会場で見たきりなので、記憶がどんどん飛んでいくのが恨めしい。
あのジャケット、裏も見たかった。
ゼロ距離で凝視したかった!!!!
井ノ原さんのジャケットに付いているプリーツも、はちゃめちゃに素晴らしかった。
このピシリと整ったプリーツ、キープするの大変だろうなあ…
近年ジャニーズでよく見るタイプの、半身にプリーツの付いたジャケット。
端処理が地味に面倒なんです。これ。
プリーツには数パターン折り方があるんですが、いわゆる「セーラー服のスカート」と同じ折り方。
ほんっとうに!!!折りが美しいの!!!!!
あんなにたくさんのライブで着用されて、多少ヨレがあっても普通なの!!
あの美しい状態で衣装を保存できるキマイラのお姉様*1本当にプロフェッショナル。
というかプリーツの上にポケット付いてたのね。初めて知ったわ。
健くんのジャケットもしれっと凝ってて、袖口の造りがすごく面白かった。
私なら絶対作りたくない(失礼)
前身頃がダーツじゃなく、おそらく4枚の布で構成されていた。
立派な筋肉をお持ちな岡田くんのジャケットが近くで見ると意外と細身で、スラリとして見える坂本くんのジャケットはすごく大きかったのが意外。
マサ〜〜〜〜あんな細身に見えるのに、上半身結構がっしりしてるのね。好き。
剛くん以外全員の襟元に使われている黒ラインは、おそらく同じ布。
ベロアのバイアステープ*2は布から作ったのかしら?かしら??
アクセントの布を揃えることで、6人の統一感が増してすごくいい。
あと布がゴチャっとした花柄なことで、ダーツを取ったりで柄が合わない部分も、あんま目立たなくていい。
忘れちゃいけない萌えポイントその2。
袖口!!!!!
写真をお持ちのファンの皆様、舐めるように袖口を見てください。
縫い目が、縫い目が無いのが分かりますか。
はあ〜〜〜!!たまんねえ!!!!!
解説します。
私なんかはズボラなので、袖口を折り返して、ミシンでチャッと縫って仕上げちゃうんですね。
早いし楽だし頑丈だし。
でもね、袖に一切縫い目の糸が出てないんですよ。
つまり、ミシン仕上げじゃ無いんです、おそらく。
1つ1つ手縫いで仕上げてるんです、おそらく。
折り返してアイロンかけて、裏地の方に縫い付けて、仕上がったところにボタンもつけて。
そうやって布がよれたり釣ったりしないように、丁寧に仕立ててるんです。
はあ〜!!この手間の掛け方!!!!たまんねえ!!!!!!
(ちなみに剛くんのジャケットはそもそも袖の造りが違うので割愛)
こうしてジャケットを見ると、剛くんのものだけ違う造りやデザインになっている箇所が多数あるのが分かる。
単に一番似合うスタイルを採用した結果なのか。
はたまた解散後、1人ジャニーズ事務所を出る彼へのメッセージなのか。
それは知らない。でもこのジャケットは剛くんにめちゃめちゃ似合う。
ワヒョワヒョと静かに興奮する私に妹が囁く。
「お楽しみはまだまだだぞ。」
そして3つ目の、いちばんたくさんの写真のある部屋へ連れてってくれた。
ありがとう妹。
なんとか正気を取り戻す私。
ファンに見せる顔ともDVDに映る顔とも違う、暖かい表情のメンバー。
気分は岡田視点が体験できるVR。
連写したのかと思うような写真もあった。
海辺を楽しげに走り回る井ノ原くんの写真と、プールに浮かぶアヒルちゃんと長野くんの写真がなんだか妙に気に入って、つい見入ってしまった。
じっくりと堪能して、出口へと向かう。
午前の回で既に1度見ている妹から、メッセージを書き込める壁があるよと教えてもらっていた。
ほう。あれか。
たった1日でずいぶん増えたなあと感心する妹は置いといて、私もいそいそとメッセージを書き込む。
V6でいてくれてありがとう。
アイドルでいてくれてありがとう。
幸せをありがとう。
そんなことを書いた。
込み上げる気持ちはあるものの、本人に届けたい言葉は、ありがとうだけだ。
さて、しんみりする気持ちを胸に抱え、あとは写真撮影と物販だ。
と出口に足を向け…
目に飛び込んできたのはカラフルな照明に照らされた衣装。
フリーズする私。
微笑む妹。
挙動不審になり、明らかに怪しい動きで衣装と妹を交互に見る私。
思わず笑うスタッフのお姉さん。
さらに怪しく躍動する私。
微笑みを浮かべ妹が一言。
「言ったじゃないか。お楽しみはまだまだだと。」
言ったーーーーー!!!!!!!
確かに言ったね!?!?!?
花柄ジャケットを舐め回すように見る私に言ったね!!!!!!
でもさ、でもさ、写真のことだと思うじゃない。
こんな隠し玉があると思わないじゃない!?!?ねえ奥さん!?!?!?!?
もう大興奮。
暴れるわけにも騒ぐわけにも踊るわけにもいかないから情緒が大興奮。
しんみりしてる場合じゃねえ!!!
カラフルな照明だと思ったのは実はフィルムで、照明は1色だった。
その中で光り輝く12体の衣装。
揃いの白衣装と、ブルーとグリーンのグラデーションスーツ。
グラデスーツは近くで見るとデザインに全く差異が無かった。意外。
6人それぞれの体型に合わせて作り、なおかつ各々の個性が強いから、6人で着ててもコピーみたいにならないんだろうか。
そのくらい、服だけ見るとそっくりだった。
元々グラデの布を裁断して縫ったのかと思ってたけど、それにしては6着がそっくりすぎる。
もしや無地の布で先に仕立てて、後から染めるかプリントするかしたんだろうか。
個々に違うデザインのものを着ることが主流になってきているアイドルの衣装だが、お揃いもやっぱり良いじゃないか。
もうちょっと造りとか違うのかと思ってたよ!!
白い衣装も装飾が多くてまあ〜細かい。
ボタンの柄までよく見える。
こんな綺麗なボタン、どこで見つけてきたん?
けっこう高いでしょ?いくら?(ゲスい)
フリンジもたっぷり付いてて、これをひとつひとつ仕上げたんだと思うと眩暈がする。
布の総量、何メートルなんだろう。
面白い造りのものもあったけど、やっぱり装飾の細かさに目が行く。
これ全部つけるのに何日かかったんだろう。
ジャニーズさんの布地史上いちばん扱いたくないのは全面スパンコール生地と毛皮だと思ってたが、フリンジも嫌かもしれん。
ぐるぐると10周くらいして、誇張なく舐め回すように見てきた。
側から見たら完全に怪しいやつだったと思う。
でもやっぱり私はシンプルなラインの造形フェチなので、一番ワクワクしたのは花柄ジャケット。
ぜひブラウスやパンツ、背中側もセットでお願いします。
心がいっぱいになってもう入らなくなったので、写真撮影に進む。
1グループあたり写真は2枚とのことなので、妹とのツーショットと私のソロショット。
妹のソロショットは、午前の回で撮ってもらったらしいのでね。
撮った写真を確認して、自分がしっかりふくふくしていることに若干凹む。
最後に物販へ。
「ものはなるたけ増やさない」を信条にしているが、ついハンカチを購入。
リボンにして付けてる方を見て、すごく可愛いなと思ったので。
妙に気に入った「長野くんとアヒル」「はしゃぐイノッチ」の写真も販売していたので、ちょっと迷って購入。
帯留めとして使えるので缶バッジも買おうとしてたのですが、思ったよりサイズが大きくて断念。
使わないものは買わない主義。
デジタルチケットのためチケットが紙として残らないので、妹はこのレシートをチケット代わりの思い出にするんだそうな。
なるほど。頭いいな妹。
出口に置いてあった水を一杯頂いて、会場を後にしましたとさ。
集合から出口まで、所要時間は2時間ほど。
本当に、夢のような空間でした。
たくさんの写真に囲まれた空間のことを、文字にするのは少し野暮かもしれないと思うほど、まっすぐで柔らかな空気の流れる不思議な空間でした。
イラストを描ける人が羨ましい。
混んでたのなんて、ほんの一部の写真の前だけだったのも大きいとは思う。
思わず漏れる声や少しのお喋りはともかく、大声を出してる人も全くいなかった。
一切のストレス無く、写真と衣装に没頭できました。
東京はご時世のこともあり諦めて、大阪に来てくれたからこそ見られた写真展。
もう私は行けないとしても、もう2か所くらい…やってくれないかな…無理かな…
V6は確かに幕引きをしたのだけど、何度もカーテンコールがあるようで嬉しいのです。
個々の活動になって、去年より忙しくなるとは予想してなかったけどね!!