ゆるいオタクの頭の中

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解散発表から1日経ったV6のオタクの話

今日は3月13日。
大好きなV6が、解散することを発表してから1日経った。


3月12日の16時に公開されたFC動画で、それは告げられた。
決して湿っぽくはなく、時折軽口を叩きながら、いつもの優しい6人の言葉で。

2019年頃から、何度も話し合った結果だということ。
ひとりひとりの人生を考えた上での、あくまで前向きな決断だということ。
剛くんはジャニーズ事務所を退所すること。
決して不仲などではないということ。
今後あらゆる心ない憶測が飛び交うだろうけど、信じないで欲しいということ。



6人の言葉は爽やかで前向きで、そこには暗さなど微塵も無かった。
ファンならもう、受け入れるしかないよね。
そう思わせてくれる動画だった。



私はぼんやりと6人の言葉を眺めて、今もなんとなくふわふわとした気持ちを反芻している。

もっとショックを受けるのかと思った。
いつかもっと何十年も先に必ずやってくる、誰かが欠ける日を恐れていた。
V6が、V6でなくなる日が怖かった。
でも実際のところは涙の一滴も流れず、ゆらゆらと言い様の無い感情に身を任せている。


コロナが流行する少し前、2019年の年末ごろから、なんとなく上手く言えない違和感を覚えていた。
でもそれは、25周年だからかな?
前人未到の、同じメンバーで25周年続くアイドルってこんなもんかな?で片付けられる小さな小さな違和感だった。
でも今回の発表で、ああ、そういうことか。
あの妙な感覚の正体はこれだったんだな、と納得した。
ショックももちろん受けたけど、それ以上に、足りなかったパズルのピースが見つかったような、今までの答え合わせをされたような気分だった。

色んなV6への想いと魅力については、前回のブログで書きなぐったので良ければ読んで欲しい。



「V6解散」の報道が出た際、ジャニーズ事務所公式の文章の他に、週刊誌からの憶測混ざりの記事も出ていたらしい。

らしい、というのは、私は見ていないからだ。
6人からの報告は本当に素敵で、分かってくれる人に伝わればそれでいい、というような彼ららしい言葉だった。
この言葉を見てもいない第三者に、彼らの決定を汚されたくはなかった。
すぐにトレンドの所在地をドミニカ共和国にした。
なぜドミニカ。目の前にチョコがあったからだ。


学校へ行こう」という名物番組の影響もあって、V6解散はすぐトレンドに上がった。
話題にした人の中には、おおよそファンにとって愉快でない書き方の物もあったらしい。見てないけど。

そういうグループなのだ。V6は。
分かる人に分かって貰えればいい。
想ってくれる人に届けばそれでいい。
職人気質でどこまでも内向きで、それでいてファンのことをとても大切に想ってくれる、そんなグループなのだ。


大丈夫。少なくとも私の周りのファンたちは、葛藤しながら泣きながらも、受け入れようと耐えている。
昇華できるかは別として、V6の声はちゃんと届いている。



これを見てくれている、V6のファンでない人達。
ファンの知り合いにどう声をかけていいか分からなければ、そっとしておいて欲しい。
あなたが信頼のおける人で、なおかつ自分の気持ちをきちんと整理できていたら、私たちは勝手に喋ります。
だからどうか、慰めることでさらに傷をえぐるのはやめて欲しい。
もし、何かしたいと思うのならば、公式YouTubeを見て欲しい。
#V625で検索すると、今までのシングルMVや特典映像、ライブの映像がわんさか出てくる。
1回でも再生数を増やして、しょんぼりしているファンに感想を伝えて欲しい。
誰かから聞く「V6っていいね!」が、ファンは何より大好きだ。

そして、週刊誌が書き立てるあらゆる憶測を、無視して欲しい。
アクセスしないで欲しい。
6人のアイドル最後の輝きを、一緒にそっと見守って欲しい。



推しを持つ全ての人へ。
V6のファンは全員、30周年をお祝いできることを疑いもしなかった。
でも、どんな形であろうと終わりは突然にやってくる。 
いつか必ずやってくる、終わりを最高で迎えられるよう、自分のペースで全力で楽しんで欲しい。
健康で、他人の推し方を尊重して、楽しく推しを愛でて欲しい。
でもコンテンツや他者に過大な迷惑をかける推し方は駄目だよ。
特にジャニーズを推す人達。
肖像権は守ろうね。



V6のファンである仲間たち。
今はどうしたって、悲しくて切なくてしょんぼりすると思う。
感情を昇華できなくて、苦しくたって構わない。
精一杯落ち込んで、ふっと少しでも元気になる時が来たら、あのいつもの濁流のような供給に備えよう。
雑誌、テレビ、CD、DVD、あらゆる供給がきっと過去最大のビッグウエーブでやってくる。
楽しい楽しい供給の渦に、みんなで飲まれて溺れよう。
そして、感謝と笑顔と喜びを届けよう。
私は彼らがアイドル生活最後に見るのは、キラキラしたファンの笑顔であって欲しい。



そしてきっと見ていないであろうV6の皆さん。
これから溢れるほどのありがとうと大好きを届けるから、最後まで楽しく笑って欲しい。
悲しい顔のあなたたちを見るのは切ないので、どうか謝らないで欲しい。
アイドルとしての幕引きを決めて、第二フェーズに入るのを私はとてもかっこいいと思うから、どうか心のままに走り抜けて欲しい。
いつだって今が最高で、次々新しく進化してゆくV6。
そのV6らしいとても美しい決断だと思うので、気に病まないで欲しい。
テレビで、雑誌で、さまざまな媒体で、6人でいる姿をたくさんたくさん見せて欲しい。





26周年を終えるその日まで約8ヵ月。
V6と共に全力で駆け抜ける、彼らの誇るファンでいたいオタクより。